1.基本情報
氏名:黒澤 翔 学類:応用理工学類 学年:4年(5年次) 専攻:応用理工学類(電子量子工学専攻) 留学先:カリフォルニア州立大学 期間:6か月
2.留学を志したきっかけ
アメリカを選んだ理由:世界で最も高いGDP、イノベーション数、教育水準を誇り、且つ日本国と最も歴史的、地政的な繋がりが強い国であったから。カリフォルニア州立大学を選んだ理由:革新的なスタートアップ企業が多数生まれる地であるシリコンバレーやサンフランシスコを自分の目で見たかった。
3. 留学前の準備
語学:理系を専攻していましたが、夜は英語をやるなどして大学1年の頃から取り組んでいました。TOEICでいうと900点、TOEFLiBTでいうと80は最低限あった方が好ましいかと思います。
授業選択:日本にいる頃は主に電気電子工学と電子物理工学を専攻していました。特にデバイスやハードウェア(IoT関連)が専攻になります。アメリカではアカウンティングUSCPAでやるようなIFRS国際会計を学んでいました。日本の簿記2, 1級らへんとコンテンツ内容自体はそこまで変わりないので、交換留学には最適だったと思います。加えて、アントレプレナー学やデータサイエンスの授業も取っていました。前者は多様な米学生とチームで活動できたのですごい良い経験でした。後者はプログラミング言語Pythonを用いてファイナンス分析を行っていました。理系留学するのであれば是非プログラミングを学ぶことをお薦め致します。
4.現地での生活
合法らしいのですが、サンフランシスコ周辺は大麻(weed)が多いので臭いので気をつけましょう笑。東京のように移動に鉄道が使えるのでお金のない学生の最初の留学にはお薦めの街です。Uberもよく使いました。大学は通常の総合大学なので授業は一通り揃っています。英語の授業に慣れてさっさと英語をツール化しましょう。ライティングの添削なんかもあるので純ジャパの方は少しやってみると良いチャレンジングになるかと思います(当たり前ですがネイティブのようには書けないので) 課外活動はTEDxとトビタテの活動してました。繰り返しになりますが、交換留学1年程度では完成したものは達成できないので、一番は英語の完全なツール化が良いかと思います。そうすると米大学院や海外法人などの道もできるので。あとは現地や現地で学ばれている日本人とのコネクション。プログラミングを学びましょう。
5. 授業の様子
e-Learningが充実してるので大丈夫かと思います。結構厳しいのでわからない点はすぐに教授かチューターに聞く姿勢が大事だと思います。積極的に友人を作って巻き込んで勉強するのが良いでしょう。
6. 長期休暇中に何したか
ロサンゼルス、ラスベガスやナパバレーに旅行に行きました。是非国際免許を取得して車で移動してみてください。(米は車移動が多いので)
7. 一番苦労したこと
一番は90分のディスカッションの授業でした。ネイティブ複数対自分1人が一番厄介です。ノンネイティブで留学生であることを先に言っておく、もしくはキャラを作るとうまく進められます。スラングを含めた日常コミュニケーションにもなれるのが大事です。
8. 一番うれしかったこと
アメリカなので最先端IT技術が結構その辺に転がってます。グーグルの社員なんかもその辺にいます。
9. 留学生活を振り返って成長したと思うところ学んだこと・今後この経験をどのように活かしたいか 生きる力が身につきました。 運が良いことに「トビタテ留学じゃぱん」をはじめとして国や企業が支援してくれる時代です。理系の方も積極的にこの機会を活用しましょう。英語の技術リソースをラグなしで情報収集できないとイノベーションは起こせないと自分は思ってます。 10. これから留学する人、留学を迷っている人へのメッセージ 理系の人はもちろんですが、文系の方も米西海岸はお薦めです。多様でアジア人も多く、最初の長期留学にはもってこいかと思います。AIやビッグデータ、IoTやブロックチェーンが今バズワードとなっており、日本でも各社が競って開発競争にしのぎを削っています。テクノロジーの発信地でもあるカリフォルニアにこの若いうちに滞在できるのは素晴らしいことですし、もしかしたら貴殿の人生を変えうるかもしれません。どんな人生を送るのか決めるは貴殿自身ですし、むしろまだ決まっていない人こそお薦めの地です。 そして是非アメリカで過ごして考え方が変わったという方はご連絡ください。一緒につくばから変革を起こしましょう笑。まずは兎に角海外に出てください。環境を変えれば、人生も運命も変わるかもしれません。
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